「髪」の普段のお手入れについて、
お客さまにお伺いしていますと、
いくつかの芳しくない方法を、
発見することがあります。
「ドライヤーの当て方」
お風呂上がり、最初のうちは
ざっと全体に、いろんな方向から
風を当ててよいのですが、
髪が70〜80%乾いてきたら、
風は上から当てるようにしましょう。
最後まで下から風を当てて乾かすと、
キューティクルが逆立ってしまい、
バサバサとツヤのない仕上がりになります。
腕を上にあげて乾かすのがしんどい場合は、
腰から体を傾けた体勢で行えば楽です。
それでもしんどければ、椅子に座り、
ひざの上にひじを置いて、
体を傾けながら行うと良いでしょう。
なお、温風と冷風は交互に
当てるようにすることも基本です。
「コンディショナー(リンス)」
シャンプーと一緒に販売されているせいか、
コンディショナーをお使いの方は多いですね。
注意すべきは、
カラーやパーマをしている髪の場合、
コンディショナーではなく、
トリートメントをいつも使用する方が
良いという点です。
コンディショナーには、
薬液で失われがちな栄養分を、
髪に補充する効果があまりありません。
「髪を乾かさないで寝る」
これをしてしまう人の気持ちは
あたくしも良く分かります(笑)
しかし、髪と地肌に良くありません。
湿っている髪は摩擦に弱く、
パーマやカラーをしている髪は
特に傷みやすい状態です。
ですから、寝ている間にこすれたり、
ひっぱってしまうと、髪の中も外も
傷みます。
そして、
寝癖もしっかりつきますね。
また、
地肌を湿ったままにしていると、
常在菌が増え、頭皮のトラブルや
臭いの原因となってしまいます。
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